激辛
2019年07月15日
スピーキング・使える表現集(1)
7月13日(土)に実施した「スピーキングのための英作文講座」は、3度目の開催でしたが、おかげさまで今回も満員御礼。以前開催した内容を更にパワーアップしてお届けしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました~!
授業中に英作文していただき、それを講師が添削して回るというのが、この授業の特徴の1つなのですが、その中で皆さんに調べていただいたおもしろ表現を今日はご紹介したいと思います。
それでは、答えの発表の前に、皆さんならどんな英語表現が頭に浮かぶか、ぜひ考えてみてくださいね:
1.激辛料理
2.死ぬほど笑う
3.体力の続く限り
4.(なぐさめるように)天気が悪かったんだから仕方ないよ。
(このニコの表情は、「死ぬほど笑っている」?
「激辛料理」に苦しんでいる?)
「激辛料理」に苦しんでいる?)
1.激辛料理:a fiery hot dish
hot dish だけなら「温かい料理」と勘違いされることもありますので、fieryという語を付けるとよいようです(発音:fァイアリ)。もしくは、super spicy food と言ってもいいですね。fiery は fire と同じ語源で、「燃えている」という意味もあるのですが、ここでは「非常に辛い」ことを指しています。この単語、私も初めて知りました!
受講生のS.T.さんは、激辛料理ナンバーワンを決める competition (コンテスト)について英作文されました。辛いものが苦手な私には、参加はちょっと難しそう。。
2.死ぬほど笑う:kill oneself laughing
直訳すると「自分を殺す、笑って」。ちょっと怖い表現ですね。
oneself の部分は主語と連動させます。例えば:
I killed myself laughing.
They killed themselves laughing.
他にも「laugh oneself to death」という表現もあります。強調するために「死ぬほど」って使うのは、英語も日本語も同じですね。
ちなみにこれを使って英作文したA.S.さんは、impersonation shows (物まねショー)を見て、こんな感じになるそうです。私も生で見てみたい!
3.体力の続く限り:as long as my body holds up.
as long as は接続詞で「~する限り、~する間」。別の表現としては:
as long as my physical strength lasts.
ということも可能です。この文を書いたS.Y.さんは、昔は友達と「体力の続く限り、歌い続けた」そうです。英語では:
I used to sing Karaoke with my friends as long as my body held up.
4.天気が悪かったんだから仕方ないよ。
こちらは実は、ネイティブによる作文です。雨の日にゴルフをしていた英語屋マネージャー(F.T.)が、スコアが不調に終わったことを知り合いのDavid(米国人)に伝えると、LINEでこう返事があったそうです:
Blame the bad weather.
これ命令文ですね。直訳すると「悪天候を責めなさい」。つまり、うまくいかなかったのは、天気のせいにすればいいよ ⇒ 悪いのは天気だ ⇒ 天気が悪いから仕方ないよ・・。
日本語から直訳すると「It couldn't be helped as the weather was bad. 」などでしょうか(私ならそう書いちゃう)。でも、こちらは、よりシンプルで、いい表現ですよね。
応用としては:
Blame the bad economy. (景気が悪いから仕方ないよ)
Don't blame bad luck. (運の悪いせいにするな)
私も、仕事が進まないのを、つい猫のせいにしてしまいます。だってだって、「遊ぼう」「撫でろ」「小腹が減った」「ブラッシングせえ」「風呂場の蛇口から水を飲みたい」「リビングのソファで一緒に寝たい」「いっそのこと寝室行こうや」と、要求の多いこと・・。稼働時間は、どんどん、確実に削られます(うれしいのが半分以上だけど)。
そういうときは、自分自身に「Don't blame the cats.」と言い聞かせなくては。
ちなみに、ニコのいつもの表情はこんな感じ。7キロに届こうかという巨漢にして、我が家で一番のビビリです(さっきの写真は、おもちゃに夢中になってる、無邪気な?表情でした)。
(今日の「TOEICにも出るぞ!」語句)
dish 料理
competition コンテスト、競争
as long as ~する限り、~する間
last 続く
blame ~を責める、~のせいにする
it can't be helped 仕方がない、どうしようもない
it can't be helped 仕方がない、どうしようもない
eigoyavocab at 16:34|Permalink│Comments(0)