模試
2019年05月08日
模試&解説講座・課外授業の巻(2)
前回に引き続き、5/4(土)の「TOEIC L&R模試&解説講座」を受講された方から寄せられたご質問にお答えしたいと思います。
「すっきり解説」して「ズバッと解決」となりますかどうか~。
★注:
TOEIC Listening & Reading 問題集4(http://ur0.work/lftV)にまだ取り組んでいない方は、ネタバレになっちゃいますので、必ず取り組んでから以下をご参照ください。
(ただ今、ニコは「なで待ち状態」。さっさと模試を終えてお腹をなでてあげなくちゃ、他のニャンコに八つ当たりが始まりますよ~。)
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【ご質問】
(TOEIC Listening & Reading 問題集4 Test1より)
Our tradition is for the winner to travel to Milldell to receive ~.
【解説】
Fさん、とても深く英文を観察し分析されていますね!素晴らしい
「すっきり解説」して「ズバッと解決」となりますかどうか~。
★注:
TOEIC Listening & Reading 問題集4(http://ur0.work/lftV)にまだ取り組んでいない方は、ネタバレになっちゃいますので、必ず取り組んでから以下をご参照ください。
(ただ今、ニコは「なで待ち状態」。さっさと模試を終えてお腹をなでてあげなくちゃ、他のニャンコに八つ当たりが始まりますよ~。)
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【ご質問】
(TOEIC Listening & Reading 問題集4 Test1より)
Q161-164にて、問題文より、
Our tradition is for the winner to travel to Milldell to receive ~.
とあります。 意味は分かるのですが、文構造が分かりません。
この文は倒置が起きているのでしょうか?
あるいは倒置も起きていない普通のSVCの文型でしょうか?
【解説】
Fさん、とても深く英文を観察し分析されていますね!素晴らしい
確かにあまり見ない形ですが、これは「普通のSVC(補語)」だと思います。
S: Our tradition
V: is
C: to travel to Milldell ~
(↑この to不定詞の主語として、for the winner が前置されている)
辞書にはあまりこのタイプの例題はありませんが、merriam-websterというオンライン辞書には1つ掲載されていました。
One of our town's time-honored traditions is to have an Easter egg hunt
この街の由緒ある伝統の1つは、イースターエッグ探しをすることだ、
the week before Easter.
イースターの1週間前に。
the week before Easter.
イースターの1週間前に。
更に、他の使用例をgoogleで探してみたところ、いくつか見つかりました:
Our tradition is to eat 12 grapes
我々の伝統は、12個のブドウを食べることだ、
during the 12 bells at the stroke of midnight.
我々の伝統は、12個のブドウを食べることだ、
during the 12 bells at the stroke of midnight.
真夜中ちょうどに鐘が12回なる間に。
Our tradition is to read it out loud as a family
我々の伝統は、声に出してそれを読むことだ、家族みんなで、
in the month before Christmas.
クリスマス前の1ヶ月に。
in the month before Christmas.
クリスマス前の1ヶ月に。
以上、「すっきり解説」して「ズバッと解決」になっておりましたかどうか~。他にご不明な点があればお知らせくださいね。
今後も「解説リクエスト」ウェルカムです!
今後も「解説リクエスト」ウェルカムです!
eigoyavocab at 10:08|Permalink│Comments(0)
2019年05月05日
模試&解説講座・課外授業の巻(1)
「令和」最初の投稿です。This is my first blog entry in the era of Reiwa!
テツからも皆さんに新元号のご挨拶。あ、テっちゃん、ちゃんと起きてよ~。
(ま、今後もこんな感じで、むりやり猫をからめた、ゆる~いブログを書いていこうと思います。)
さて「令和」最初の英語屋での授業は「TOEIC L&R模試&解説講座」でした。受講生の方からの熱いご要望を受けて開催したもので、英語屋としては初めての試みでした。ご参考までに、いくつかアンケートの結果をご紹介しますと・・
出席者の皆さんにはおおむねご好評いただけてよかった~!大型連休の前半、この準備に力をそそいできたので、ほっと胸をなでおろしました。
また開催を検討しますので、ご希望の方は、ぜひ次回~!
さて、この「TOEIC L&R模試&解説講座」では、講師の解説は一部の問題だけを取り上げ、後は「セルフスタディ用資料」をお渡しして、各自で気になる問題をじっくり学んでいただくスタイルを取りました。「自習してみて、解説が必要になったら、いつでもメールや口頭でお知らせくださいね~」とお伝えしたところ、なんと当日の夜のうちに1つご質問が届いていましたので、こちらでもシェアさせていただきますね。
★注:
TOEIC Listening & Reading 問題集4(http://ur0.work/lftV)にまだ取り組んでいない方は、ネタバレになっちゃいますので、必ず取り組んでから以下をご参照ください。
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【ご質問】
ちなみに few は「a few」なら「少しの」という意味ですが、
a をつけず「few」だけなら「ほとんど~ない」「少数しかない」という否定的な意味になる点も要注意。
辞書は用途に応じて使い分けるのもお勧めです。英辞郎は用例を調べたり、フレーズ全体の意味を調べるには適していますが、定義や語法の説明は詳しくないので、上記でご紹介した weblio の他に、ウィズダム英和 のような有料辞書(アプリがお勧め)も1つご用意されるといいですよ~。
「解説リクエスト」がありましたら、今後もウェルカムです!令和も皆さま、どうぞよろしく~
テツからも皆さんに新元号のご挨拶。あ、テっちゃん、ちゃんと起きてよ~。
(ま、今後もこんな感じで、むりやり猫をからめた、ゆる~いブログを書いていこうと思います。)
さて「令和」最初の英語屋での授業は「TOEIC L&R模試&解説講座」でした。受講生の方からの熱いご要望を受けて開催したもので、英語屋としては初めての試みでした。ご参考までに、いくつかアンケートの結果をご紹介しますと・・
出席者の皆さんにはおおむねご好評いただけてよかった~!大型連休の前半、この準備に力をそそいできたので、ほっと胸をなでおろしました。
また開催を検討しますので、ご希望の方は、ぜひ次回~!
さて、この「TOEIC L&R模試&解説講座」では、講師の解説は一部の問題だけを取り上げ、後は「セルフスタディ用資料」をお渡しして、各自で気になる問題をじっくり学んでいただくスタイルを取りました。「自習してみて、解説が必要になったら、いつでもメールや口頭でお知らせくださいね~」とお伝えしたところ、なんと当日の夜のうちに1つご質問が届いていましたので、こちらでもシェアさせていただきますね。
★注:
TOEIC Listening & Reading 問題集4(http://ur0.work/lftV)にまだ取り組んでいない方は、ネタバレになっちゃいますので、必ず取り組んでから以下をご参照ください。
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【ご質問】
No.116の回答が、(B) few 「少数しか~ない」になっていますが、
辞書で調べてみるとその訳だと形容詞になっていました(「英辞郎」)。
空所の後にhaveがあるので、空所の品詞は名詞になるはずだと思うのですが・・・?
【解説】
鋭いご質問、ありがとうございます、Tさん!この文の一部を再現しますと:
Many staff have expressed interest, but
------- have the required experience.
(TOEIC Listening & Reading 問題集4 Test1より)
空所の位置から考えて、
S(主語)は⇒「空所」
V(述語)は⇒ haveですね。
そして、Tさんご指摘のとおり、主語になるのは「名詞」が鉄則。
まず、この問題文では「Many staff ~、but・・・」と続いているので、
many と few が対になって「多くのスタッフは~だ、けれど、少数の人しか~ない」という意味になっています。
そしてこの「少数しか~ない人・モノ」という意味で使うとき、few は「形容詞」だけではなく「(代)名詞」にもなります。英辞郎には残念ながら、代名詞としては「少数の人・モノ」という意味しか記載されていませんので、Tさんが迷われても仕方ないですね。weblioの場合なら、「代名詞」の定義の1つ目がこれに当たります。⇒ https://ejje.weblio.jp/content/few
【解説】
鋭いご質問、ありがとうございます、Tさん!この文の一部を再現しますと:
Many staff have expressed interest, but
------- have the required experience.
(TOEIC Listening & Reading 問題集4 Test1より)
空所の位置から考えて、
S(主語)は⇒「空所」
V(述語)は⇒ haveですね。
そして、Tさんご指摘のとおり、主語になるのは「名詞」が鉄則。
まず、この問題文では「Many staff ~、but・・・」と続いているので、
many と few が対になって「多くのスタッフは~だ、けれど、少数の人しか~ない」という意味になっています。
そしてこの「少数しか~ない人・モノ」という意味で使うとき、few は「形容詞」だけではなく「(代)名詞」にもなります。英辞郎には残念ながら、代名詞としては「少数の人・モノ」という意味しか記載されていませんので、Tさんが迷われても仕方ないですね。weblioの場合なら、「代名詞」の定義の1つ目がこれに当たります。⇒ https://ejje.weblio.jp/content/few
ちなみに few は「a few」なら「少しの」という意味ですが、
a をつけず「few」だけなら「ほとんど~ない」「少数しかない」という否定的な意味になる点も要注意。
辞書は用途に応じて使い分けるのもお勧めです。英辞郎は用例を調べたり、フレーズ全体の意味を調べるには適していますが、定義や語法の説明は詳しくないので、上記でご紹介した weblio の他に、ウィズダム英和 のような有料辞書(アプリがお勧め)も1つご用意されるといいですよ~。
「解説リクエスト」がありましたら、今後もウェルカムです!令和も皆さま、どうぞよろしく~
eigoyavocab at 14:07|Permalink│Comments(0)