ディリ・バレっと(deliberate)TOEICat問題 その22

2019年01月26日

赤毛のアン&TOEIC(3)

「赤毛のアン」の第三弾にまいりましょう~。→  過去のエントリーはこちら

アンは生後数か月のときに両親が相次いで病死して孤児になるわけですが、親類縁者でひきとってくれる人はおらず、たまたま近所に住んでいた赤の他人に育てられます。そのときのことを尋ねられると、アンは決して恨み言をいいません。そればかりか、そのときどんな扱いを受けたかと尋ねられると、アンは真っ赤になって恥ずかしそうに、こんなふうに言うのです:

I know they meant to be just as good and kind as possible. And when people mean to be good to you, you don't mind very much when they're not quite - always. 
(中略)
It's very trying to have a drunken husband, you see; and it must be very trying to have twins three times in succession, don't you think? But I feel sure they meant to be good to me.

blog1908
a drunken cat ・・ではありません。・・ま、当然か。)

和訳してみると:

I know they meant to be just as good and kind as possible. 
わかっているのよ、彼らができるだけ親切にするつもりだったと。
And when people mean to be good to you,
人があなたに親切にするつもりがあるなら、
you don't mind very much
 そんなに気にならないのよ
when they're not quite - always.
彼らがいつもそうではなくても。
It's very trying
とてもつらいことなのよ
to have a drunken husband, you see;
酔っ払いのご主人を持つことは、ね。
and it must be very trying
それに、とっても大変に違いない
to have twins three times in succession, don't you think?
双子を3組も連続で持つなんて、そう思うでしょ?
But I feel sure they meant to be good to me.
だけど私は確信しているの、彼らが私に良くするつもりはあったと。

この部分、いつ読んでも胸が熱くなります。「優しい気持ちを持っている人が、優しくしてくれないときがあっても、気にしない」というのは、なんと素敵なメッセージでしょう・・。いつもは優しい人が、ときにイライラしていたり、心無いことを言ってきたとしても、そういうときもあるか・・・と流し許せる力が果たして私には備わっているか、と自問してしまいます。言葉を返せば、アンは親切にされたことのほうが少なかったのでしょう。でもそれを認めると自分がみじめになる・・そんな思いもあるのでしょう。11歳の女の子にこのセリフを言わせるところが作者モンゴメリのすごいところです。

(今日の「TOEICにも出るぞ!」語句)
mean to do  ~するつもりがある
as ~ as possible  できるだけ~
mind 気にする 
not ... very much それほど~ない
not quite  ~とまではいかない、~ほどではない
must ~にちがいない
three times 3回
in succession 連続で (= in a row)



eigoyavocab at 15:58│Comments(0)赤毛のアン | 

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